昨日ネットで話題になっていた画像。
「青地に黒」に見えるか「白地に金」に見えるかで意見が分かれたこのドレス。
俺は「青黒」にしか見えませんでした。
でも、それってどうなんだ?
実際の色はどうあれ「白金にも見える」このドレスが「青黒にしか見えない」ということは、俺はこの画像の半分しか理解できていないことにならないか?
それは何となく悲しい。
そう思って色々と情報を集めたところ、どうやら「青黒にしか見えなかったけど、あるタイミングを境に白金に見えた」ケースや、その逆もあるらしい。
ということは、俺も気の持ちようで白金に見えるようになるかもしれない。
問題は、どうやって気持ちを変えていくかだ。
というわけで、白金の気持ちを理解するためやってきました。
白金台に。誰も止めてくれなかったので来てしまいました。
降り立った瞬間、ハイソな瘴気が身体を蝕んできます。
こんなハイソな腐海の空気、風の谷の俺シカには毒過ぎますが、これを耐えねば悲願は達成できないのです。
ハイソな道を渡り、
ハイソな植物園で
ハイソな自然と戯れ、
イヤというほど「白金」を味わわされた頃、俺の心はすっかり変わっていました。
もはや白金は友達。
おれ、しろかね、こわくない。
すっかり白金側の人間になった俺は今、オシャレなカフェーでブレックファストをイートしつつ、改めてあの画像を眺めています。
青と…黒に見えますね…。