今期も萌えやら燃えやらさまざまなアニメが出揃いましたが、イチオシは『人造昆虫カブトボーグVxV』です。
これは実際に売っている(らしい)ホビーを題材にしたアニメなんだそうですが、そんなことどうでもよくなるくらいに熱いアニメです。
まずオープニングテーマ。全編英語詞ですが、発音が本当にキレイなカタカナ英語です。あんまり見事すぎてサビの「スピード!スピード!スピード!」のフレーズがこの前夢に出ました。
本編はそんなオープニングすらなまぬるく感じるほどの超ハイテンションで進みます。今日は第4話「ライバル登場!必殺のヴァリアブル・ルルド・ウォーター」でした(ちなみにカブトボーグ通は「第○話」ではなく「シーズン○最終回」と呼ぶそうです。毎回がクライマックスということなのでしょうか)。
(ダイジェスト)
ある日、主人公・流星くんの住む街に流れボーガー(カブトボーグをする人)・ジョニーがやってきます。流れボーガーというと何となくそれっぽい雰囲気ですが、要は無職です。前回の予告でもハッキリと「住所不定!無職!」と言われていました。
そんなジョニー(住所不定・無職)は街のボーガーを次々と倒し、ついに流星くんに挑戦します。
流星くんはマダム・ジェニファーの店(やたらウエスタン調)でジョニーの元恋人から重要な情報を得て勝負に挑みます。
勝負当日、ガンマン風の長髪から何故か七三分けにイメチェンしたジョニーと向き合う流星くん。
「チャージ2回、スリーステップエントリー、ノーオプションバトル!」
「チャージ2回、スリーステップエントリー、ノーオプションバトル!」
勝負前にルールらしきものを復唱しあう二人。何度見てもこのシーンの意味がわかりません。
そしてついに勝負!お互い自分の愛機の名前を叫ぶところがアニメっぽくて燃えます。
「トムキャットレッドビートル!」
「ウエスタンパイオニアスピリット!」
長いよ!
この作品は全体的に名前が長いです。他にも「エレクトリカルスピードワゴン」や「キーオブザグッドテイスト」なんてのも出てきます。
トムキャットレッドビートルの健闘むなしく追い詰められる流星くん。勝ち誇るように叫ぶジョニー。
「お前とは人生の密度が違うんだよ!」
住所不定・無職には間違っても言われたくない言葉です。
しかしやられてばかりはいられない流星くん、ここでマダム・ジェニファーの店で手に入れた情報が役に立ちます。
「お前、本名は山田一郎なんだってな!」
「山田って言うなぁぁぁ」
「親からもらった名前を大事にしないヤツがカブトボーグで勝てるわけがねえ!」
世のビジュアル系を全否定するかのような理屈を叫びながらジョニーこと山田を追い詰める流星くん。ここでついに必殺技が炸裂します!
「いけーっ、レッドアウトゴールデンマキシマムバーニング!」
機体名よりさらに長い必殺技で見事ジョニーを倒し、街に平和が訪れた。しかし、サブタイトルのヴァリアブル・ルルド・ウォーターの意味は最後までわからずじまいでしたとさ。
つづく。
とにかく百聞は一見にしかずなので、よかったらみんなも見てみてください。BSとスカパーでしかやってないのが残念だけど。