頭が痛い。
気圧なんだか、寝ている間にハンマーの溜め3攻撃を食らったのか知らないけど、とにかく頭が痛い。
こういう時、自然と出てくるフレーズがある。
「頭が痛いよ、兄さん」
確かドラマ『NIGHT HEAD』で、武田真治が言っていたセリフだったと思う。
このドラマを熱心に見ていたわけじゃないけど、頭が痛くなる度に俺の心の中の武田真治が叫ぶのだ。心の中の豊川悦司に向かって。「頭が痛いよ、兄さん」と。
「とは言っても割と前のドラマだよなこれ」
そう思って放送年を調べてみた。
想像以上だよ兄さん。
1992年って。ファミスタ'92が出た年じゃん。
『夏の日の1993』が、多分まだデモ段階だった頃じゃん。
第1次タピオカブームの年じゃん。
27年の時を経て世の中は第3次タピオカブームを迎えているというのに、俺の感情表現が全くアップデートされていないというのは大問題なんじゃないだろうか。
ここは一念発起して、「頭が痛いよ、兄さん」に替わる表現を見つけようじゃないか。
…なんて思ったんだけど、何も思いつかね。
こんなこと考えてる間にどんどん頭は痛くなるし、「頭が痛いよ、兄さん」ってトヨエツの方見たら、俺の心のトヨエツ、浴衣着て山崎努と卓球してるし。
ちなみにこのCMは何年前?
え、19年前?
『慎吾ママのおはロック』の年じゃん。
へぇ〜。
時の流れは速いね、兄さん。